隠岐牛メイン
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  平成28年12月までの出荷成績

  • 出荷頭数 1534頭
  • 5等級率 (*) 44%
  • 4・5等級率 (**) 81%
飯古建設
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STORY03

2年という歳月

A-5等級の牛を育てることが必要条件となった弊社ですが、牛を育ててその結果を知るまでには、2年という歳月がかかりました。

最初の2年間は出荷する牛がおらず、設備に大きな投資をしたにもかかわらずに売り上げがゼロという状況でした。品質に対する客観的な評価を得られない中で仕事に取り組む日々が続きました。

初競りの際、仕上がった隠岐牛の状態を市場で見て、「少なくともいい物は作れた」という安堵感がありました。ほっとした、というのが最初の印象でした。その後、その隠岐牛に値がつき始め、1kg当たりの価格が2500円を超えた瞬間、会場がどよめきました。

3000円を超えた時、どよめきはさらに大きくなり、
3500円を超えた時それは歓声に変わりました。

結局、初めての競りで3700円台の値段がつき、そうしてやっと感激の念が込み上げてきました。

 

 

市場の要求

しかしながら、もちろん一流のブランド牛を生み出すことは、一筋縄ではいきません。
競りに出す前から言われていたことですが、ブランドとして隠岐牛が確立していくためには、さらに市場の要求を2つ満たす事が必要となります。品質の安定化と、頭数の確保です。
 
頭数を確保するためには、具体的には月10頭以上の出荷ですので、子牛を選ぶ際の基準を下げなければなりませんし、牛舎を大きくし効率的な運用をしなければなりません。また品質を高く維持し続けるためには、頭数が多い肥育環境での体制を整え、ノウハウを蓄積しなければなりません。
 
人員も土地も少ない中で、その両立を計る努力を重ね、一時はどうしても行き届かない部分もあり、品質にムラが出てしまう状況もありました。しかし、井上氏の協力のもと、原因に対してある程度の想定がつき、改善を重ね、現在では月10頭の出荷体制が整いました。

私たちの仕事は、生き物相手の仕事であり、また消費者の好みや流行の波もあるため、現状をそのまま続ければ良いということは決してありません。継続的に牛一頭一頭と向き合い、その牛にあった最適な状態を作れるようための努力を怠たらず、初心を忘れずに良質な牛肉を提供していきたいと考えています。


(2009年3月現在)


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